スキル不足で悩むSEは多い

SEが抱える悩みで多いと言われているのが、スキル不足だ。SEが働くIT業界は次々と新しい技術やプログラミング言語が生まれ、その流れについていけないと感じる人も少なくない。今までのスキルで十分だと思っていても技術の進歩が早いIT業界では、3年も経てば一気にスキル不足に陥ってしまうのだ。
またしっかりと勉強したいと思っても日々の業務に追われ、新しい技術や知識を取り入れるのは難しい。同じ業務ばかりを割り当てられているため、仕事で必要な技術以外が身につきにくいのもSEに多い悩みである。

時代の流れについていくためには、積極的に自ら勉強することが何よりも大切だ。プログラミング関連の本を読んだり、ドキュメントを沢山読んだりして足りない知識を増やすのだ。
自分が任されている仕事に関連するものはもちろんのこと、まだ触れたことがないプログラミング言語の本など幅広い分野の本を読んだほうがいい。自分の仕事に直接関係のないものでも、新たな発見があるかもしれない。
公式で公開されているドキュメントにも目を通し、解読してみよう。最新技術にはどんな言語が使われ、どのような仕組みでサービスが提供されているのか考えるのだ。

勉強会やセミナーに参加することも、スキルアップに繋がる。今まで知らなかった技術や知識を吸収することができ、自分の武器が増えるだろう。プログラミングのプロから直接話を聞けるのは、SEにとって貴重な財産となるのだ。
同業者が集まる場でもあることから、外部の人間と交流を持つことも可能だ。知り合いができれば最新情報の交換ができたり、技術に関する悩みを相談したりと自分のスキルアップに繋げることができる。